上高地へ行って思わず放った一言から始まった
ココが私と山との出会い
上高地へ行ってから１年後、いざ紅葉の涸沢カールへ！！
標高２３００M
周囲を”奥穂高”など、３０００M級の峰に囲まれている
片道約６時間
歩行距離およそ１５km
氷河が流れて削られたできたスプーンみたいな地形の場所
今でこそ山大好き人間の私だけれども
社会人になってからの私は、
運動なんて絶対やらない！
登山なんてもってのほか！！
汗？かいてなるもんですか！！！
休日の過ごし方？？
そんなのカフェ巡りか
ウインドウショッピングでしょ！！
登山？？そんなの家が山に囲まれてるんだから必要なし！！
断固やらない！！！
そう思っていたのに、全てがひっくり返った爆笑
山なんて登ったことないから装備は用意できる最大限を
トレッキングブーツと、衣類だけは購入
あとは、手持ちのスポーツウェア
続けるかどうかもわからないから
レインの代わりに、スノーボードウェア（重っ）
登山用のザックなんて知らないから、ボルコムのバックパック（腰ベルトなし！！）
これが当時の写真
横尾を超えた辺りから
道ゆく登山家のおじ様たちに
「どこに行くの？」
「大丈夫？」
「本当に行くの？」
などと言われながら、ギョッとした目で見られる
内心、うるさいなって思ったのが事実真顔
（今思えばそりゃそうだ、あれは本当に心配されていたと思う）
上高地から本谷橋までは、ほぼ平坦な道で
こんなだったら”余裕”って思っていた。
ところが、
本谷から本格的な登山道が始まると・・・。
足が痛い
股関節が痛い
めっちゃ疲れる
体が重い
一歩が進まない
「でも、だって、もう疲れた！！」のオンパレード
頭ではこんなこと言っても仕方ないってわかっているけど、
愚痴文句と一緒に「どうして行きたいなんて言っちゃったんだろう」と後悔も
ヘトヘトになりながらや〜〜っと涸沢へ到着！！
今まで大変だったこととか、辛かったことが
全部一瞬で吹っ飛んだ！！
こんなところまで来れた
本当は、何だってできるんじゃないか
今までの辛かったことって何だったんだろう
人間てスゴイな
こんな世界があったなんて知らなかった
涸沢との出会いが私の今後の人生を変えるきっかけになる。
この時はまだ、こんなこと想像もしていなかった
今思えばあの時選んだことが繋がって、
人生を変えるきっかけになった。
小さい選択や、小さい積み重ねが「今」を作っている。
これが私と山との出会いとなっている(^^)
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